【活動報告】水産大学校の視察
令和8年5月12日、水産大学校を視察しました。
水産大学校は、日本でも非常に珍しい国立の水産専門学校であり、日本の水産業や海運業を支える人材育成の中核を担う教育機関です。定員810名に対し、約900名近い学生が在籍しており、全国各地から海のスペシャリストを目指す学生が集まっています。
入学対象は高校卒業以上であり、海技士をはじめとした専門資格取得や、水産・海洋分野での高度な知識・技術習得を目的として学ばれています。全国的にも海技士不足が課題となる中、この学校は日本の海事産業・水産業を支える極めて重要な存在であると感じました。
在校生は男性が約8割、女性が約2割とのことで、近年は女性の進学も増えているとのお話もありました。また、就職率は99%を誇り、水産・海運・行政・研究機関など、多方面で卒業生が活躍されています。
今回の視察では、学校運営に携わる校長先生をはじめ、教職員の皆様から、水産人材育成にかける強い思いや、海を支える人材確保への危機感について直接お話を伺うことができました。日本の「食」と「物流」を支える現場を守るため、使命感を持って教育に取り組まれている姿勢に大変感銘を受けました。
また、愛媛県からも14名の学生が在籍しているとのことで、水産県である愛媛県にとっても非常に関わりの深い学校であることを改めて実感しました。
愛媛県は、養殖業や漁業、水産加工業など全国有数の水産県であり、今後も海に関わる高度人材の育成は不可欠です。より多くの愛媛県出身の若者がこの学校で学び、専門知識や技術を身につけ、将来的に愛媛へ戻り地域産業を支える存在になっていただくことを期待しています。
今後は、水産大学校との連携をさらに深めながら、学校の魅力発信や進学PRにも取り組み、愛媛県の水産業の持続的発展につなげていきたいと考えています。

