【活動報告】愛媛県議会DX推進対策特別委員会の視察(2日目)
2026.01.15活動報告
令和8年1月15日
愛媛県議会DX推進対策特別委員会 視察(2日目)
視察2日目は、大阪工業大学に整備されたDXフィールドを視察した。
同施設は、大阪・関西万博に関わった民間企業が手がけた大規模倉庫空間を活用し、実証実験・研究・事業化までを一体的に行うDX拠点として構築されており、そのスケール感と設計思想には圧倒された。
DXフィールドでは、ドローンやロボット、XRなどの先端技術を活用した実証実験が行われ、学生が実際に参加しながら、社会課題の解決やビジネス創出を見据えた取り組みが進められている。単なる教育施設にとどまらず、産業の芽を生み出す「実証インキュベーション施設」として機能している点が非常に印象的であった。
視察の中では、私からスピンオフ(スピンアウト)会社の有無について質問を行った。これに対し大学側からは、DXフィールドや関連研究を起点としたスピンオフ会社が実在し、災害現場における状況把握や、人の動きを可視化・解析する仕組みとして、すでに社会実装され、現場で活躍しているとの説明があった。
研究成果が実際の事業となり、社会課題の解決に貢献している点は、DXフィールドが「産業を生む装置」として機能していることを示す具体例である。
地方において、若者の流出を防ぎ、地域経済を持続的に発展させていくためには、こうした産業が生まれ、仕事につながる仕組みづくりが不可欠である。大阪工業大学DXフィールドは、学生・研究・企業・社会実装が一体となって循環する先進モデルであり、愛媛県における共創拠点の今後のあり方を考える上で、大変示唆に富む視察となった。

