【活動報告】トライアングえひめの代表格のスマート農業視察
2025.08.28活動報告
トライアングル愛媛の代表的な取り組みの一つである「ナチュラルファームen」のぶどう農園を視察いたしました。園内には、規則正しく整えられた棚にプリプリとした実り豊かなぶどうが並び、その姿は地域の農業の力強さと可能性を象徴しておりました。
同園はこれまでにも何度か視察を行ってきた場所であり、愛媛県が推進するデジタル実装のモデルケースとして注目されています。最新技術を取り入れた農業の効率化や品質向上の取り組みは、まさにこれからの時代に不可欠な挑戦であり、既存農家のみならず、これから農業を始めようとする人々にとっても大きな学びとなる場です。
一方で、これまで同じ伊台地区のシャインマスカット生産者からは農作業における高齢化の課題が語られており、現場の厳しい現実も改めて浮き彫りとなっている。農業の担い手不足が進むなかで、持続的に地域農業を守るためには、デジタル技術の導入と次世代への継承が欠かせません。
県議として今回の視察を通じ、人口減少社会に直面する中で、スマート農業の推進や後継者育成により一層取り組まねばならないと強く感じました。愛媛の農業を未来へとつなぐために、行政と現場が一体となって挑戦を続けていく必要があります。