【活動報告】ベトナム視察⑥
ダナン大学 ソン副総長、国際学部副部長
ダナン大学日本センターにて教育分野にて意見交換を行いました。
ダナン大学は、設立は1994年、
ベトナム中部のダナン市にある国立大学で、
ベトナムの主要な総合大学です。
ダナン地域の教育・研究の中心的な存在であり、
複数の大学や研究機関を統括する大学システムとして機能しています。
なお、ダナン大学は日本の大学や企業との協力関係が強く、
例えば、日本の大学との交換留学プログラム(広島大学、九州大学など)、
日本企業との共同研究(IT、製造業、観光業分野など)、
日本語教育の強化以下のような取り組みがあります。
ダナン外国語大学には日本語学科があります。
ダナン市には近年日本企業の進出が増えている地域でもあり、
ダナン大学の卒業生が日系企業で活躍するケースも多くなっています。
このように日本と密に関係があることから、
今後更なる連携強化・深化を心から願うと副総長の強い思いをお聞きしました。
愛媛県として、どのような連携が望まれるかとお聞きしたところ、
人材の交流をする中で愛媛大学とダナン大学とのHUBになって欲しいとのこと。
実際に美作市役所にインターシップを実施している。
愛媛県にインターシップの仕組みづくりに力を貸してください。
その上で、ダナン大学の学生はまだ日本語を話せる人は多くはないので、
大学内で日本語の無料講座などを実施するなど、
日本語と触れ合う機会の創出に努めているとのことであります。
ダナン大学は今後、優秀な生徒に日本語を習得してもらい、
進出してくる日本の企業で活躍できる人材の育成・確保に努めていく。
そのためにも遠慮なく、ダナン大学に日本の要望、その想いを聞かせてほしいとのことでありました。
愛媛県議会議員としては、今後ダナン市と愛媛県の連携のきっかけづくり、
架け橋になる動きを進めていきたいと思っています。