【活動報告】四国経済産業局へ訪問
令和8年5月8日、高松市JR高松駅付近にある四国経済産業局を訪問し、早稲田大学の先輩でもある水谷さんより、四国経済の現状や今後の見通しについてヒアリングを行いました。
四国全体として人口減少や地域経済の縮小といった課題を抱える中で、今後どのように地域資源を磨き上げ、国内外から人を呼び込んでいくのかについて、多角的な視点から意見交換をさせていただきました。また、その中で「これからの愛媛県のあり方」についても議論が交わされ、観光・文化・地域資源を活かした広域連携の重要性を改めて感じる機会となりました。
特に印象的だったのは、水谷先輩が強い熱意を持って取り組まれている「四国八十八箇所の保全と活用」についてです。
四国遍路は、日本を代表する巡礼文化であり、世界的にも評価されるべき歴史・文化・精神性を持った地域資源です。これまでも世界遺産登録に向けた取り組みが進められてきましたが、現状では四国4県がさらに一体感を持ち、保存と活用の方向性を共有していく必要があるとのお話がありました。
その具体策の一つとして挙げられたのが、四国4県が足並みを揃えて条例制定を行うことです。行政だけでなく、地域住民、事業者、観光関係者も含め、四国遍路を「地域全体で守り育てる文化」として位置づけることが重要であるとの考えに、大変共感いたしました。
愛媛県松山市は観光産業の比重も大きく、道後温泉をはじめとした観光資源に加え、四国八十八箇所との連携強化は、今後の愛媛経済にとって大きな可能性を秘めています。インバウンド需要の拡大や、精神文化・体験型観光への関心が高まる中で、四国遍路の価値をさらに高めていくことは、愛媛の新たな起爆剤になり得ると感じました。
今後も四国4県が連携しながら、四国遍路文化の保全と活用、そして地域経済の活性化につながる取り組みを進めていく必要性を強く感じた視察となりました。

